重症者数と死亡者数

厚生労働省のコロナ特設ページで毎日更新されるデータ。

日別のグラフとしては検査数、新規陽性確認数、死亡者数、入院者数、退院・療養解除者数、等が用意されているんだけど、重症者数についてはなぜか無い。

コロナの感染拡大実態を把握する際、「暗数が考えにくいクラスであること」「死亡者数よりも速報性があるもの」という観点では重症者はかなり重要だろう。

つまり、重症ゆえに見過ごされにくいために暗数が少なく、「発症から死亡に至る期間」よりも「発症から重症に至る期間」の方が短いゆえに速報性がある。

ということで、ツイッターで定期的に重症者数をメモるようにしている。

今の状況はちょっとヤバイ感じ。といっても、「完全に抑え込みに成功した!知事最高!」という雰囲気になっている現在のニューヨーク州の1/10ぐらいのレベル。まあいずれ1/5から1/2ぐらいになりそう。

人口2,000万人未満の地域で毎日9名程の犠牲者を出し続けているという現実を見た方が良い。

アメリカはいろいろと桁外れの事態が起こっており、また、NY州知事に対する異常な信仰心を持つ者が多数派を占めているように見受けられるため、そのような地域と比較したり参考にしたりといったことは控えた方が良いだろう。


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created at : 2020-08-06 13:29:23
updated at : 2020-08-07 14:29:39
author : Toshiaki Yokoda