組み合わせ
昨日はわりと散々な目にあった．
組み合わせ最適化問題を解く方法を顧問契約を結んでいる先生に相談したのだが，10^57回の計算を要求される方法を提案され拒否し続けたところ，「とにかくやれ．なぜやらない．」と言われ，なかなかヤバイ感じであった（語彙力低い）
この点，私も悪いところがあり，直感的に宇宙誕生から今までに経過した時間が無視できるぐらい膨大な時間がかかると分かっていたので正確な計算回数は算出していなかった．
おそらく先生の専門分野では数十億の組み合わせを解決するような問題がありふれたものであるため， 愚直にブルートフォースすると""計算回数""が10^30とかを超えてしまう場合のヤバさを誤認してしまった可能性が高い． 誤認する流れもなんとなくわかる．
最初から正確なな計算回数とともに，処理時間の下限を示せば良かったのだ．
とりあえず必要な計算回数を正確に算出し，最速のスパコンで楽観的に見積もっても（1回の浮動小数点演算が1組み合わせの計算に等しいとして）10^32年レベルの時間がかかることを示した．その日のうちにメールで反論を送った．
相談中，なんかいろいろと辛辣なことを言われたような気がするが，提案されている方法が現実的な時間でできないことが分かりきっていたので，どうにか建設的な方向で話が進むように粘っていたのだがダメだった．（ただし，その組み合わせ最適化問題を解く部分以外については，仕事の大まかな流れをまとめてくれたし，他のプランもいくつか提示してくれているので感謝したい．）
まだメールは返ってきていないが，「だから何？」って言われそうに感じてる．つまり自分の中では不信感が渦巻いている．たぶんこの先このプロジェクトについて相談することは無さそうだ．
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updated at : 2020-04-01 13:25:54
author : Toshiaki Yokoda